斉藤和巳といえば、福岡ソフトバンクホークスで圧倒的な投球を披露し、日本野球機構(NPB)のトップピッチャーとして君臨した伝説の存在だ。先発勝利数や最多勝などのタイトルを手にしながらも、肩の負傷という宿命と闘い続けた姿は、今なおファンの語り草となっている。
一方の上田桃子は、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のツアーで弱冠21歳にして賞金女王に輝き、米ツアーへの挑戦も果たした女子ゴルフ界のパイオニアの一人だ。二人が共通して歩んできたのは、華々しい栄光の裏にある過酷な葛藤の日々である。かつてテレビのスポーツドキュメンタリー特番で企画された異種競技対談をきっかけに、プロスポーツ界を支えてきた同志としての交流が始まったとされている。