東映撮影所(大泉)は一般見学できる?聖地の現在と見どころ徹底解剖

東映撮影所(大泉)は一般見学できる?聖地の現在と見どころ徹底解剖

東映撮影所(大泉)は一般見学できる?聖地の現在と見どころ徹底解剖について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

大泉が映像制作の街として歩み始めたのは、1934年(昭和9年)の新興キネマ東京撮影所の開設に遡ります。都心から適度な距離にありながら、広大な敷地と豊かな武蔵野の自然景観を確保できたことが、大規模な野外オープンセットを必要とする映画スタジオの誘致に繋がりました。

戦後、東映がこの拠点を引き継ぎ「東映東京撮影所」として再編されたことで、時代劇から現代劇、任侠映画、アクション映画に至るまで数千本に及ぶ名作が制作されました。さらに1956年には、敷地内に日本初の大規模カラー長編アニメーションスタジオを目指した「東映動画(現・東映アニメーション)」が設立されます。

都市社会学的な観点から見ると、大泉学園エリアは「スタジオという産業基盤」を中心に、脚本家、演出家、アニメーター、美術スタッフなどのクリエイターが職住近接で集住したことで、独自の文化的コミュニティを形成しました。練馬区が「日本アニメ発祥の地」と称される背景には、東映大泉撮影所が果たした決定的な役割が存在しています。

中川 明日香
Author

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。