「壊れるまで使い倒すのが一番経済的」と考えるユーザーは少なくありません。しかし、現在のスマホ市場において、この戦略には無視できない落とし穴が存在します。
1つ目のリスクは、下取り価値が完全にゼロになることです。発売から4〜5年が経過した端末や電源が入らなくなった端末は、中古市場でもほぼ値段がつきません。2〜3年周期で売却していれば2万〜5万円程度で売れたはずの資産価値を丸ごと失うことになります。
2つ目のリスクは、突発的な故障による高額出費です。前触れなく基板が故障した場合、データのバックアップが取れないばかりか、急ぎで定価に近い価格の端末を購入せざるを得なくなります。キャンペーンやセールの時期を待つ余裕がなくなるため、結果として最も割高な買い物を強いられます。
3つ目のリスクは、セキュリティ脆弱性の放置です。OSアップデートが打ち切られた端末を使い続けると、偽アプリや不正通信による被害リスクに晒されます。被害に遭った場合の金銭的・精神的損失は、端末代金を節約するメリットを大きく上回ってしまいます。