実際に消費者はどのようにサンリオのお菓子を入手しているのでしょうか。首都圏の量販店およびコンビニでの現地観測と、X(旧Twitter)やコミュニティサイトに投稿された数百件の購入報告を精査したところ、現場ではシビアな争奪戦が起きている実態が浮き彫りになりました。
「朝7時に最寄りのセブンに行ったら、おまけ付きグミの箱がすでに手付かずのまま買い占められていた」「イオンの食玩売り場で店員さんが品出しした瞬間に3人が群がってカゴに入れていた」といった証言が散見されます。特に地方都市のロードサイド型スーパーや大型ドン・キホーテでは、入荷ロット数が限られているため、発売初日の午前中で棚が空になる現象が日常茶飯事となっています。
一方で、確実に入手できている層の行動パターンには共通点があります。「入荷曜日が決まっているコンビニの店員さんに声をかけて予約分を取り置きしてもらった」「サンリオオンラインショップ(公式通販)のメルマガ通知を設定し、発売開始時刻の10時ジャストに決済を完了させた」というように、行き当たりばったりの店舗巡回ではなく、明確な情報戦として立ち回っている実態が確認できます。