ベトナム語で「bì thư」は「封筒」を意味します。つまり「bì thư 370」とは、かつて370円で販売されていた日本郵便のレターパックライトを指す言葉です。在日ベトナム人の間では、赤いレターパックプラスを「bì thư 520」、スマートレターを「bì thư 180」と旧料金の数字で呼ぶ文化が定着しており、情報交換グループや生活相談の現場でもこの名称が一般的に通用しています。
在日ベトナム人コミュニティにおける郵便の送り方として、なぜレターパックライトが圧倒的な支持を集めているのか。その背景には、日本の公的手続きにおける利便性と信頼性の高さがあります。
- 追跡サービスの標準付帯:出入国在留管理庁へのビザ申請書類やパスポート、雇用契約書などの重要書類が今どこにあるかを番号で追跡できる安心感。
- ポスト投函の手軽さ:郵便局窓口の営業時間外でも、街頭の郵便ポストから24時間いつでも投函可能。
- 切手貼付が不要(定価購入時):封筒自体が送料込みの前払い制(信書送達用)であるため、重量ごとの細かな切手計算が不要。
- 速達並みのスピード:一般の普通郵便(手紙)と異なり、原則として翌日〜翌々日にスピーディーに配達される。
入国管理局からの通知受け取り用(返信用封筒)としても指定されるケースが多く、日本で暮らす外国人にとって生活インフラとして欠かせない存在となっています。