現地で取材を進める中で入ってきた最新情報によると、東京電力パワーグリッドは送電ネットワークの異常検知を受けて緊急送電ルートへの切り替え対応を急いでいる。現在、神奈川県内の横浜市、川崎市、相模原市をはじめとする広い地域で電力が途絶しており、影響世帯数は数十万戸規模に上る模様だ。
現場で復旧にあたる作業員によれば、変電設備周辺での予期せぬ系統トラブルが主な要因とみられる。完全復旧の見通しについて同社は「現時点で順次系統の切り離しと点検を行っており、段階的な通電再開を目指しているが、全域での復旧にはなお数時間を要する見込み」と明かした。受変電プラントの損壊状況によっては、特定のエリアで復旧が深夜までずれ込む懸念も拭えない。