パーキンソン病の進行は、彼の身体から徐々に運動機能を奪っていった。手足の震えや筋肉の硬直に加え、近年では平衡感覚の低下による頻繁な転倒が彼の生活を苦しめてきた。
肩や肘の骨折、手首の粉砕骨折、顔面の負傷。度重なるケガと手術を経た結果、移動の際には車椅子を使用することが増えている。歩行器や車椅子に頼る生活について、彼は隠すことなくオープンに語る。歩くことへのハードルが高まっても、彼の目から光が消えることはない。「脚が動かなくても、心まで止まるわけではない」という言葉の通り、自らの限界を受け入れつつ、今できる表現を模索している。