今回、私たちはブランド創業者であるプラシャント・バンゲラ氏への独占取材に成功した。彼が率いる株式会社バンゲラズ・キッチンの心臓部とも言えるのが、現地から直接空輸されるフレッシュなスパイスと、毎朝市場で厳選される魚介類との緻密なマッチング技術だ。
「一般的なカレーは炒めた玉ねぎとガラムマサラがベースになりますが、マンガロール沿岸料理の真髄はローストしたココナッツと独自のホールスパイスの調合にあります」とプラシャント・バンゲラ氏は明かす。熱を加えるタイミングやスパイスを挽く粒度の微細な違いによって、魚の旨味を引き立てるか打ち消してしまうかが決まるという。手間を惜しまないこの職人技こそが、他店の追随を許さない絶品魚介カレーを生み出している。