事件発覚から現在に至るまで、SNSやネット掲示板、ポータルサイトのコメント欄では激しい論争が繰り広げられました。ネット上で巻き起こった意見は、単なる一企業の不祥事批判にとどまらず、日本のテレビメディアが抱える「チャリティー番組の構造的問題」そのものへと波及しています。
【打ち切り・批判派の主張】
「善意を看板にしながら、内部でネコババされていたのでは寄付する意味がない」「出演タレントへの高額ギャラ疑惑が燻るなかでの着服発覚は致命的」「困窮者支援をエンタメ化する演出手法そのものが時代遅れ。これを機に幕を引くべきだ」といった厳しい声が多数を占めました。特に、子供たちが小遣いを貯めて持参した貯金箱のお金が遊興費に消えていたという現実は、多くの人々に消えない不信感を植え付けました。
【継続・擁護派の主張】
一方で、「地方の福祉車両寄贈(累計1万数千台以上)や災害復興支援など、40年以上の実績による恩恵を受けた当事者は数知れない」「不祥事を起こした一人の犯罪行為によって、福祉支援の受け皿そのものを無くしてしまうのは本末転倒」「批判を恐れてやめるより、徹底的な透明性を担保して続けることこそがメディアの責任」という意見も根強く存在します。
歴代の番組が直面してきた演出過剰疑惑や商業主義への批判と、今回の横領事件が結びついたことで、視聴者の視線はこれまで以上にシビアなものへと変化しました。