楽曲の情感を支えているのは、ボーカルKEIKOの圧倒的な表現力だ。細く儚い歌い出しから、サビにかけて一気に広がる圧倒的な声量と透明感。感情の機微を余すところなく歌声に乗せる彼女のポテンシャルが、楽曲のドラマ性を極限まで高めている。
そこへ重なるMARC PANTHERの低く落ち着いた語りかけるようなRAPパート。主張しすぎず、それでいて物語の輪郭を確かなものにする彼のフレーズは、楽曲全体のバランスを絶妙に整えている。小室哲哉の変幻自在なトラックの上でふたりの声が交錯する瞬間、globeにしか作れない唯一無二の音楽的空間が完成するのだ。