「まさか新横浜で、ここまで人が夜遅くまで留まるようになるとは思わなかった」
駅前のカフェで長年店を構える店主は、驚きを隠さない。これまで新横浜といえば、オフィスに勤める会社員や、新幹線への乗り換え客、あるいは横浜アリーナや日産スタジアムでの大型イベント終了後に一気に押し寄せては立ち去る「通過点」としての側面が強かった。しかし、その景色は劇的に変わりつつある。
ガラス張りのセンセーショナルな外観と、重低音が心地よく響くインサイド空間。足を踏み入れると、デジタルサイネージとAR演出が交錯する圧倒的な視覚体験が視界をジャックする。若者たちはスマートフォンの画面越しではなく、その場に身を置いて五感をフルに使った体験に没頭しているのだ。