始発列車の減少に伴い、多くの利用者が直面しているのが「どうやって疲労を抑えて帰宅するか」という切実な問題だ。従来の「無料で並んで座る」スタイルが難しくなった現在、有料の着席サービスを活用する動きが急速に広がりを見せている。
常磐線には普通列車に連結されているグリーン車や、特急「ひたち」「ときわ」といった快適な移動手段が用意されている。始発待ちでホームに15分〜20分間立ち続ける時間と体力を考えれば、数百円〜一千円程度の追加料金を払ってでも確実に座席を確保したいというニーズは増加傾向にある。かつては贅沢とされた有料着席が、今や日々の通勤におけるストレス回避策として一般化しつつある。