事態の重さを受け、セキュリティ業界とアパレル産業による異色の共同開発が加速している。かつての防犯といえば、頑丈な鍵や監視カメラといったハードウェアの設置が主流だった。しかし現在は、日常生活で身につける衣類や洗濯用品そのものに防犯機能を組み込む画期的なアプローチが脚光を浴びている。
日本防犯設備協会の関係者も、こうした予防策の進化に期待を寄せる。一見すると下着には見えないデザイン性の高い機能性インナーや、光の反射を抑えて遠目からの盗撮を妨害する特殊素材など、アパレル側の技術革新が防犯の選択肢を大きく広げている。