セブンズの歴史と発展を語る上で、ポジションの常識を覆したスーパースターたちの存在は欠かせない。歴史的な伝説として語り継がれるのが、フィジーの至宝ワイサレ・セレビだ。卓越したステップと魔法のようなパスで「セブンズのキング」と称された彼は、個の技量でチームを世界一へと引き上げ、ポジション概念に革命をもたらした。
そして現代、世界に衝撃を与えたのがフランス代表のアントワーヌ・デュポンだ。15人制で世界最優秀選手に輝いた彼がセブンズへ本格参入し、2026年パリオリンピックで見せた劇的な金メダル獲得劇は記憶に新しい。デュポンは圧倒的なフィジカルとスクラムハーフとしての戦術眼を高度に融合させ、セブンズのポジション展開に新たな次元を切り拓いた。