子役時代の吉田里琴が残したインパクトは絶大でした。2007年のドラマ『山田太郎ものがたり』で主人公の妹・山田五子役を演じて注目を集めると、2009年の大ヒットドラマ『メイちゃんの執事』では、飛び級で進級した超天才児・麻々原みるく役を好演。当時わずか9歳ながら、高飛車でありながらどこか憎めないキャラクターを見事に演じ切り、お茶の間の視線を釘付けにしました。
さらに彼女の名を決定づけたのが、2010年のドラマ『ハガネの女』における菊田真理衣役です。小学生グループのリーダーとしてクラスを支配する冷徹な悪女役を怪演し、「本当に小学生なのか」と視聴者を戦慄させました。
2012年の『リーガル・ハイ』第8話では、子役界の大物女優・安永メイ役としてゲスト出演。主演の堺雅人演じる古美門研介を手玉に取る生意気な天才子役というメタ的な役どころを完璧に体現し、業界関係者からも絶賛を浴びました。2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」のメンバー・高幡アリサ役を務めるなど、話題作に欠かせない存在として確固たる地位を築いていました。