時が流れ、2026年現在。かつての波乱は静かなリスペクトへと姿を変えている。現在も精力的にライブを行う山下久美子は、自身のヴォーカルスタイルを磨き続け、根強いファン層に支えられている。また、NHK総合の音楽特番やドキュメンタリーで往年の邦楽ロック特集が組まれる際、二人の歴史や当時の映像が紹介される機会も増えた。
ロンドンと日本を行き来しながら世界でプレイを続ける布袋、今も変わらぬ透明感あふれる歌声を届ける今井美樹、そしてソロアーティストとして独自の美学を貫く山下久美子。それぞれの道で輝きを放つ彼らの関係性は、昭和から平成、令和という時代を超え、洗練された大人の関係へと成熟を遂げている。