『Jump』を象徴するあの存在感あふれるサウンドを生み出した主役が、アナログシンセサイザーの銘機「Oberheim OB-X」だ。エディはこのシンセサイザーが持つ特有のあたたかみと、歪んだギターアンプを通したかのような重厚な倍音成分に着目した。
当時台頭し始めていた軽快なシンセポップとは一線を画し、ロックのダイナミズムを失わない音色作りが追求された。Oberheim OB-Xのツマミを緻密に調整し、複数のオシレーターをわずかにデチューンさせることで、極太の音圧を実現。これにより、ハードロックファンも納得せざるを得ない力強いサウンド像が完成したのだ。