Q1:18歳の猫が夜中に突然、壁に向かって大声で鳴き叫びます。どう対処すればいいですか?
A1:認知機能不全症候群(CDS)や、高血圧・甲状腺疾患、視力低下に伴う空間不安が疑われます。まずは部屋の照明を完全に真っ暗にせず常夜灯をつけて視界を確保し、鳴いた際は優しく抱きしめたり声をかけて安心させてください。興奮を鎮静させるサプリメントや、血圧降下薬等の処方について動物病院で相談することをお勧めします。
Q2:ドライフードを全く食べなくなりました。ウェットフードも嫌がる時はどうすればいいですか?
A2:歯肉炎の激痛や嗅覚麻痺、腎不全による吐き気が考えられます。フードを人肌に温める、ちゅーる等の高嗜好ペーストを鼻の頭に少量塗って舐めさせる、あるいは動物病院で制吐剤(セレニア等)や食欲増進剤(ミラタズ等)を処方してもらうことで劇的に改善する例が多くあります。
Q3:18歳の高齢猫に毎日の皮下点滴(輸液)は負担になりませんか?
A3:慢性腎臓病で脱水している猫にとって、皮下点滴は老廃物を薄めて体外へ排出し、脱水による気分の悪さを劇的に楽にする極めて有効な治療法です。針を刺す一瞬の刺激はありますが、通院ストレスを避けるための「自宅での皮下点滴」を習得すれば、猫の負担を最小限に抑えつつ穏やかな余生を支える強力な手段となります。