ピカチュウとライチュウの間には、商業的・文化的な「人気格差」が長年横たわってきました。ポケモン社のグローバルマスコットとして選ばれたピカチュウは、世界中のグッズ展開、アニメ主役、企業コラボを独占してきました。
一方のライチュウは、アニメ初期においてマチスの手持ちやライバルキャラクターの相棒など、「ピカチュウの引き立て役」「倒されるべき強敵」として配置される機会が多く、一部のファンからは不遇な扱いを惜しむ声が上がっていました。
しかし、近年のコミュニティではこの力関係に大きな変化が見られます。対戦ガチ勢の間でライチュウの唯一無二のサポート性能が再評価されたことや、丸みを帯びた愛らしいフォルムへの根強い支持から、「ライチュウ推し」を公言するファン層が確実に拡大しています。過度な商業主義から一歩引いたポジションにいるからこそ、コアなファンを引きつけてやまない独自の魅力が確立されています。