半世紀近くポップミュージックの頂点に君臨する彼らの音楽ですが、リスナーの嗜好によって明確に向き・不向きが存在します。カルチャー批評の視点から、その判断基準を明示します。
今すぐ聴くべき・深くハマる人の条件
- 知的なダブルミーニングやアイロニーを含む歌詞を好む人:単なる恋愛感情だけでなく、政治、階級、都市の孤独、人間の欺瞞をユーモアとともに味わいたい人。
- 80s〜90sシンセポップ、ニューウェイヴ、ユーロビートのファン:メロディアスでありながらダンサブルなエレクトロニック・サウンドの原点を体験したい人。
- 年齢を重ねても枯れないクリエイティビティに触れたい人:老いを受け入れつつも常に新しいサウンドを取り入れる「知的エイジング」のロールモデルを求める人。
慎重に選ぶべき・おすすめできない人の条件
- 生楽器のダイナミズムや即興演奏(ジャム)を最優先する人:ギターリフ主体のハードロックや、完全生演奏のオーガニックなアコースティック感を求める場合、打ち込み主体の構成に物足りなさを感じる可能性があります。
- 直接的でストレートな感情表現のみを好む人:あえて感情を抑制したクールなボーカルスタイルに対して、「淡泊すぎる」と感じてしまう傾向があります。