ケンタッキーの顔といえば、店頭で穏やかな笑顔を浮かべる創業者カーネル・サンダースだ。彼が1930年代に完成させた11ハーブ&スパイスの調理法は、今なお厳重な機密事項として守られ続けている。圧力釜を使って最高温度と圧力をコントロールし、肉汁を閉じ込める独特の揚げ方は、他のファストフード店には真似できない唯一無二の味わいを生み出す。
日本国内で店舗を展開する日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社は、創業当時の手作業による仕込みと品質管理へのこだわりを今も愚直に継承している。その妥協なき姿勢こそが、半世紀以上にわたり日本の消費者の胃袋を掴んで離さない理由なのだ。