森本慎太郎のキャリアのスタートは、ジュニアの歴史の中でも極めて異例なものでした。当時小学3年生だった森本は、家族で訪れていた中華料理店で故・ジャニー喜多川氏に偶然遭遇します。すでに兄の森本龍太郎が事務所に所属していた縁もありましたが、ジャニー氏は店内で食事をしていた慎太郎の端正な顔立ちと華やかなオーラに目を留め、その場で「YOU、うちに入っちゃいなよ」と直接声をかけたと伝えられています。
当初、本人は本格的に打ち込んでいた空手に夢中だったため、芸能界への誘いを断っていました。しかし、ジャニー氏からの熱心なラブコールが続き、母親に連れられて舞台のリハーサルを見学したことをきっかけに活動をスタートさせます。一般的に数千人が受けるオーディションを完全にスキップしたエリート待遇での入所は、業界内でも大きなニュースとして語り継がれています。