ゆうちょ銀行を利用する際、多くの利用者が直面するのが「定期貯金(定期預金)」と「定額貯金」のどちらを選ぶべきかという疑問です。一般の民間銀行では見慣れない定額貯金は、旧郵便貯金時代から続くゆうちょ独自の看板商品であり、両者には明確な仕組みの違いが存在します。
最大の違いは「据置期間の有無」と「利息の計算方法」にあります。定期貯金があらかじめ指定した期間(1ヶ月〜5年)お金を固定するのに対し、定額貯金は預入から6ヶ月が経過すればいつでもペナルティなしで払戻し(解約)が可能であり、最長10年間にわたり半年複利で運用されます。
利回りだけを比較すると、金利水準が同等であれば半年複利が効く定額貯金のほうが中長期的にわずかに有利です。さらに「6ヶ月経てばペナルティなしで解約できる」という流動性の高さは、金利が今後さらに上昇する局面において、より高金利な預金へ躊躇なく預け替えられる絶大なメリットを持ちます。