林修氏の父親に関する調査において、最も多くの関心を集めているのがその職業と社内での地位です。結論から言えば、林氏の父親である林純司(はやし じゅんじ)氏が大手旅行代理店であるJTB(株式会社ジェイティービー)の元重役(常務取締役など要職)であったことは紛れもない事実です。
純司氏は戦後の高度経済成長期から日本の旅行業界を牽引し、法人営業や企画部門のトップとして辣腕を振るった人物として知られています。社内でも極めて論理的かつ厳格な仕事ぶりで評価が高く、単なるサラリーマンの枠を超えた経営幹部として重責を担っていました。
林氏本人が語る父親の姿は、「常に新聞数紙に目を通し、書斎で膨大な資料や書籍を読み漁っていたビジネスパーソン」。家庭内でも無駄な雑談を好まず、物事の本質を的確に突く知性的な会話が日常だったと振り返っています。林氏の明晰な解説力や物事を構造化して捉えるスキルの根底には、企業人として第一線を走り抜けた父親の思考様式が色濃く反映されています。