咳止め薬「リーン」の危険性と違法性|若者に広がる乱用の真相

咳止め薬「リーン」の危険性と違法性|若者に広がる乱用の真相

咳止め薬「リーン」の危険性と違法性|若者に広がる乱用の真相に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

リーンがこれほどまでに生命を脅かす理由は、含まれる2つの主要成分の相乗効果にあります。オピオイド系鎮痛・鎮咳成分である「コデイン」と、抗ヒスタミン薬である「プロメタジン」です。

コデインは体内の肝臓で代謝されると一部がモルヒネへと変換され、脳内のオピオイド受容体に結合して強い多幸感や鎮痛作用をもたらします。一方のプロメタジンは中枢神経系を抑制し、コデインの鎮静効果と陶酔感を劇的に増強させます。この2つが合わさることで、脳の呼吸中枢が麻痺し、睡眠中に自発呼吸が停止する「致死的呼吸抑制」を引き起こす確率が跳ね上がります。

インターネット上で見られる「リーンの自作」や配合の真似事が極めて危険な理由はここにあります。医薬品としての適正用量を無視して過剰摂取(オーバードーズ)すれば、耐性の形成によって必要量が雪だるま式に増加し、重度の身体的・精神的依存に直結します。禁断症状としては激しい震え、幻覚、不眠、激痛、激しい焦燥感などが現れ、自力での離脱は極めて困難になります。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。