好きだった誰かがいなくなるかもしれない、あるいはいなくなったという事実は、たとえSNS越しであっても、本物の悲しみをもたらす。その感情を「大したことない」と否定する必要はない。パラソーシャルな関係から生まれる喪失感も、リアルな感情だ。
ただ、悲しみの中でも自分を守ることは大切だ。信頼できる情報だけを見ること、不確かな情報に振り回されないこと、そして感情的に辛くなったときは専門家や信頼できる人に話すこと。これらはSNSを使う上での基本的な自己防衛でもある。
「にゃんにゃに」が誰であれ、その存在がSNS上で多くの人に笑顔や癒やしを届けていたのは確かだ。そして、そのコンテンツを愛した人たちの感情も、間違いなく本物だった。悲しみと向き合いながら、同時に情報と冷静に向き合う。それが、SNS時代を生きる私たちに求められる姿勢かもしれない。