「酸辣湯はダイエッターの味方か、それともカロリーの罠か」。この疑問を検証すべく、大手外食チェーンからコンビニ、インスタント食品まで、主要10社のデータを独占収集した。スープ単体なのか、それとも麺が入っているのかで数値の景色は一変する。
調査結果を見ると、スープ単体であれば150kcal〜250kcal前後に収まる商品が多い。セブン&アイ・ホールディングスが展開するコンビニのカップスープや、日清食品のフリーズドライ製品などは、糖質も10g前後に抑えられており非常に優秀だ。一方で、すかいらーくホールディングスが運営する中華チェーンの酸辣湯麺や、ラーメン専門店の看板メニューになると、一気に700kcal〜850kcalオーバーへと跳ね上がる。原因は明確だ。大盛りの中華麺、トロミを付ける大量の片栗粉、そして仕上げに回しかけられるラー油やごま油の脂質である。
外食と中食全10社の最新平均データを一覧すると以下の通りだ。
・すかいらーくホールディングス(バーミヤン酸辣湯麺):約745kcal
・セブン&アイ・ホールディングス(旨辛酸辣湯スープ):約178kcal
・日清食品(カップヌードル 酸辣湯 BIG):約395kcal
・日高屋(酸辣湯麺):約780kcal
・ファミリーマート(1/2日分の野菜酸辣湯):約215kcal
・ローソン(国産野菜の酸辣湯春雨):約190kcal
・大阪王将(酸辣湯麺):約710kcal
・餃子の王将(酸辣湯スープ):約255kcal
・丸源ラーメン(酸辣湯麺):約815kcal
・大手フリーズドライメーカー(各種スープ):約45kcal〜65kcal
こうして比較すると、「高すぎる」と感じる原因の9割は麺と油脂の組み合わせにあることがわかる。