Q1:インフルエンザに一度もかかったことがない人は、抗体検査を受ければ過去の感染が分かりますか?
A1:血液検査(抗体価検査)を行うことで、過去に特定のインフルエンザウイルス株に感染した形跡(IgG抗体の有無)を確認できます。自覚症状がなかった人でも、検査をすると高い抗体価が検出され、実は過去に不顕性感染していたと判明する例は珍しくありません。
Q2:家族全員がインフルエンザにかかったのに、看病していた自分だけうつらないのはなぜですか?
A2:すでにその型のウイルスに対する免疫(抗体)を持っていたか、自然免疫の初期応答がウイルスの増殖速度を上回った可能性が考えられます。また、前述の通り「感染はしたが無症状で済んでいた」というケースも多く見られます。
Q3:大人になってから初めてインフルエンザにかかると重症化しやすいというのは本当ですか?
A3:一概に全員が重症化するわけではありませんが、これまで一度もその系統のウイルスに曝露したことがない場合、体内に交差反応を示すメモリーT細胞や抗体が乏しいため、高熱が長引くなど症状が重く感じられる傾向はあります。