売り場の風景も劇的に変化している。かつて秋口になると店頭を彩ったレジ横おでんの什器だが、衛生面への配慮や店舗スタッフのオペレーション負荷軽減のため、設置店舗数はピーク時から大幅に減少した。
これに代わって主役に躍り出たのが、チルドコーナーに並ぶ「セブンプレミアム おでん」に代表されるパック入りおでんだ。常温やチルドで長期間保存でき、レンジで温めるだけで本格的な味が楽しめるパウチ商品は、店舗にとっても廃棄リスクがゼロに近いという圧倒的なメリットがある。コンビニエンスストア業界全体が、従来の「見せる販売」から「持続可能な販売」へと大きく舵を切った証左と言えるだろう。