製菓専門通販サイト「cotta」等の専門家解説によると、キウイを美しく美味しく仕上げるためには品種特性の理解と下準備が欠かせません。グリーンキウイとゴールドキウイ(サンゴールドなど)では、皮の厚さや芯の硬さに明確な差異があります。
果梗部(上)と果頂部(下)の見分け方と「芯」の処理
キウイの上下には明確な役割の違いがあります。
- 果梗部(上・ヘタ側):木につながっていた部分。太くて硬い「芯」が存在することが多い。
- 果頂部(下・お尻側):花が咲いていた部分。糖度が溜まりやすく甘みが強い。
グリーンキウイは果梗部の芯が木質化して硬い場合があるため、ヘタを切り落とす際に包丁の刃先を斜めに浅く入れ、芯をくり抜くように回して取り除くと口当たりが格段に向上します。対してゴールドキウイの剥き方においては、品種改良により芯まで柔らかく糖度が高いため、ヘタの表面を薄く切り落とすだけで芯取り作業を省略できるのが大きな利点です。
失敗しない「キウイの追熟と食べ頃の見分け方」
キウイの硬さを確認する際、横(胴体)を指で強く押してしまう人が後を絶ちませんが、これは果肉を傷めて中身を黒ずませるNG行為です。正しい見分け方は、「ヘタ(上)とお尻(下)を親指と人差し指で挟み、縦方向にやさしく押す」ことです。
耳たぶ程度の弾力を感じれば、まさに甘みがピークに達した完熟状態です。もしカチカチに硬い場合は、りんごやバナナと一緒にポリ袋に入れて常温で2〜3日置くことで、エチレンガスの作用によりきれいに追熟させることができます。