「痒みがないからただの乾燥だろう」。そう高を括るのは禁物だ。実は、水虫患者の半数以上がかゆみを感じていないという衝撃的な調査データもある。特に角質が硬化するタイプや指の間の初期症状では、自覚症状が「皮がむけるだけ」というケースが日常茶飯事なのだ。
放置すればどうなるか。家族や同居人への二次感染はもちろん、足裏の亀裂から雑菌が侵入し、蜂窩織炎のような重篤な細菌感染症を引き起こす懸念すらある。日本皮膚科学会の監修する医療・健康ガイドでも、自己判断で放っておくことのリスクが強く警告されている。早期発見のために、まずは以下のセルフチェックを実施してほしい。
【今すぐできる簡易セルフチェック】
・指の間や土踏まずの皮が薄くめくれているか
・小さな水ぶくれが潰れた跡や穴があるか
・かかとがガサガサと硬化し、ひび割れているか
・市販の保湿クリームを1週間塗り続けても改善しないか
ひとつでも該当する項目があるなら、皮膚科専門医による顕微鏡検査が必要なサインだ。