「数年前まで、ドラッグストアのまつ毛用品はサロン専売品に比べて成分が物足りないと言われていました」。都内の人気アイラッシュサロンで店長を務めるアイリストはそう振り返る。しかし、2026年の棚卸しラインナップを見ると、その固定観念は完全に打ち砕かれる。
現在のドラッグストア向け製品には、加水分解ケラチンやパンテノール、各種ペプチドといった本格的な毛髪補修成分が惜しみなく配合されている。サロン専売品が独占していた「耐水・耐脂性ポリマー」の技術が市販品にも波及し、皮脂や汗、摩擦からグルーを守る保護膜の精度はサロン級に到達した。1本で2〜3ヶ月使えるコストパフォーマンスの高さも相まって、サロン専売品から市販品へと乗り換えるユーザーが後を絶たない。