プロ入り後、巨人の内野陣には錚々たるスター選手が揃っていましたが、黒江透修はその中で着実に頭角を現しました。1965年から始まった巨人のV9時代において、不動のショート(遊撃手)として定位置を確保。長嶋茂雄の隣で三遊間の打球をことごとく捌く姿は、ファンの脳裏に強く焼き付いています。
通算成績では実働11年間で946安打、57本塁打、362打点、打率.256を記録。打撃面での数字以上に、玄人好みの犠打や進塁打、そしてピンチを救う数々のファインプレーが高く評価されました。1968年にはベストナインに選出されたほか、同年の日本シリーズでは打率.389をマークして日本シリーズ首位打者に輝くなど、大舞台での勝負強さは圧巻でした。