島根県出雲市出身の園山真希絵さんは、高校時代に激しいダイエットから摂食障害を経験したという過酷な過去を持ちます。心身ともにボロボロになった彼女を救ったのが、日本の伝統的な食文化であり、とりわけ栄養価の高い「豆」を中心とした食生活でした。
自らの身体を食で立て直した実体験をもとに、20代半ばからフードプロデューサーや料理研究家としてのキャリアを本格化させます。当時としては珍しかった「豆料理専門店」のプロデュースを手掛け、豆や雑穀、発酵食品の魅力を広めるパイオニアとしてメディアに登場。健康と美を結びつけた食の提案は、多くの女性層から支持を集めました。
彼女の原動力は一貫して「食によって心と体を整えること」にあります。どれほどメディアで奇抜なキャラクターとして消費されようとも、食材への敬意と健康への強いこだわりという芯の部分は、初期のキャリアから一切揺らいでいません。