JALは通常のコーポレートカラーだけでなく、ポップカルチャーや国家イベント、歴史的節目を記念した多彩な特別塗装機を数多く運航してきました。
特別塗装機の先駆けとして航空ファンの記憶に強く残っているのが、1994年に登場した初代「JALドリームエクスプレス」です。東京ディズニーランドの開園10周年を記念し、ボーイング747の巨体にミッキーマウスをはじめとするディズニーキャラクターが巨大にペイントされた機体は、日本の特別塗装機ブームの火付け役となりました。以降、現在に至るまで歴代のディズニータイアップ機が定期的に就航しています。
また、日本代表選手団を応援するオリンピック特別塗装機や、国際的アスリートとタイアップした「大谷翔平ジェット」など、話題性の高い機体が常に日本の空を賑わせてきました。
航空ファンの胸を最も熱くさせた企画の一つが「レトロ塗装機」の復刻です。2000年代以降、創立記念や路線開設記念として、過去の塗装を現役機に再現するプロジェクトが度々実施されました。かつてボーイング767-300に施された初代鶴丸時代のDC-8初期塗装(通称:旧旧塗装)の復刻機は、展望デッキや各地の空港周辺に多くの航空ファンを呼び寄せました。こうした特別機の運航スケジュールはJAL公式ウェブサイト等で事前公開されることが多く、フライトトラッカーアプリを活用してその航跡を追うファンが今も後を絶ちません。