Q1:「酒は万薬の長」と「百薬の長」はどちらが正しい表現ですか?
A1:故事成語として正しくは「酒は百薬の長」です。「万病の元」という言葉との混同から「万薬」と誤用されるケースが多く見られますが、漢書に記された原典も「百薬の長」です。
Q2:毎日缶ビール1本程度なら、全く飲まない人より長生きできますか?
A2:最新の疫学研究では、その説はほぼ否定されています。一部の心疾患に対する一時的な好影響が観察されることはあっても、がんや高血圧など総合的な健康リスクを考慮すると、「飲まない状態」がもっとも長寿につながるというのが現在の医学界の共通認識です。
Q3:お酒に強い体質の人なら、たくさん飲んでも病気になりにくいですか?
A3:お酒に強く顔が赤くならない人であっても、発がんリスクや生活習慣病リスクは飲んだアルコールの総量に比例して高くなります。むしろ「飲めてしまう」がゆえに過剰摂取に陥りやすく、アルコール依存症や肝硬変、認知機能低下のリスクを高める危険性があります。