記憶に新しい「パリ・ファッションウィーク 2026年春夏」の興奮。最高峰のプレタポルテが勢揃いした今シーズン、モード界のメガコングロマリットであるLVMHの絶対的リーダー、ベルナール・アルノーの存在感が際立っていた。彼の鋭い采配のもと、各ブランドは大胆な変革を次々と発表。なかでもメンズおよびユニセックス部門で絶大な影響力を誇るファレル・ウィリアムスは、ストリートラグジュアリーの概念をさらに一歩推し進めた鮮烈なコレクションを披露し、観客を魅了した。
一方、格式あるメゾンの筆頭であるシャネルは、アイコニックなツイードを夏仕様の超軽量な素材へと昇華。クラシックでありながら極めて現代的なシルエットを提示し、ラグジュアリー・アパレル産業のトップランナーとしての矜持を見せつけた。ランウェイの最前列を埋め尽くした海外セレブやVIPたちの熱い視線は、この夏におけるハイモードの新たな方向性を強く物語っている。