熱帯夜にエアコンを消して寝ると熱中症の危険が高まるため、夏の夜間はエアコンを賢くつけっぱなしにして喉を守るのが現代の新常識です。翌朝の喉の痛みを防ぐためのセッティング術を身につけましょう。
第一に、風向きの完全コントロールです。冷風が直接顔や首元に当たると、局所的な乾燥と急激な冷えを招きます。風向ルーバーは最上部に向けるか水平に固定し、風が天井を伝って部屋全体へ循環するように設定します。エアコンの真下にベッドがある場合は、ベッドの位置をずらすか、市販の風よけカバー(エアーウィング)を吹き出し口に取り付けるのが確実です。
第二に、室内の湿度を50〜60%に維持する工夫です。加湿器を併用するのが理想的ですが、夏場に加湿器を置きたくない場合は、寝室内に濡らした大判バスタオルを2〜3枚干しておくだけでも有効な湿度補給になります。
第三に、就寝時専用マスクの着用です。使い捨ての不織布マスクは息苦しさや肌荒れの原因になりやすいため、通気性と吸放湿性に優れたシルク製マスクや、ウェットフィルターを差し込むタイプの加湿マスクが適しています。自分の呼気に含まれる水分で口元と喉が常にスチーム状態に保たれ、朝の激痛を劇的に防ぐことができます。
設定温度は外気温との差が開きすぎない26〜28度を目安とし、扇風機やサーキュレーターを上に向けて併用することで、冷やしすぎを防ぎながら快適な室温をキープできます。