猛虎の真骨頂は、やはり盤石の投手陣にある。今季の先発ローテーションは、絶対的エースを軸に左腕の巧者、さらには150キロ後半を連発する速球派の若手が名を連ねる圧巻の層の厚さを誇る。6回までを確実に作り出す安定感は、相手ベンチに強烈な絶望感を与えている。
さらに異彩を放つのが7回以降を締めるリリーフ陣の圧倒的な球威だ。変幻自在の組み立てでピンチを脱出するセットアッパーから、絶対的守護神への黄金リレー。「終盤にリードしていれば勝ち確定」という勝利の方程式が確立されたことで、チーム全体の戦い方に揺るぎない軸が生まれた。