洗練された都会的な雰囲気をまとう沢村一樹ですが、その本名は野村耕蔵(のむら こうぞう)。芸名のスマートな響きとは対照的な、古風で実直な本名を持っています。鹿児島県出身で、地元で過ごした少年時代を経て、20歳で俳優を志して単身上京しました。
しかし、上京後すぐにスターダムへ駆け上がったわけではありません。若い頃はアルバイトを掛け持ちしながらレッスンに励み、苦しい下積み生活を経験。転機となったのは、恵まれたスタイルを活かしたモデル活動でした。『MEN'S NON-NO』をはじめとする雑誌やショーでトップモデルとして脚光を浴び、29歳にして本格的に俳優デビューを果たします。遅咲きとも言えるスタートながら、泥臭い努力で培った人間的深みが、現在の唯一無二の佇まいを形作っています。