夏の風物詩として定着したナイトサファリ(Asa Zoo Night Safari)は、昼間とは一変したスリリングな世界を見せてくれる。夕暮れとともに園内の照明が落ちると、夜行性の肉食獣たちが俄然、活発に動き始める。
昼間は木陰で丸くなって眠っていたチーターやライオンが、鋭い眼光を放ちながら闇の中を音もなく歩き回る。わずかな物音に反応して耳を澄ませる姿や、夜風に乗って響く遠吠え。照明演出は動物たちの生活リズムを崩さないよう最小限の照度に抑えられており、来園者はまるで本物のサバンナの夜に迷い込んだかのような錯覚を覚える。
幻想的なライトアップに包まれた園路を歩きながら、夜空の下でフクロウの羽ばたきを聞く。日常の喧騒を完全に忘れさせてくれる特別な体験は、カップルから家族連れまで幅広い層を魅了してやまない。