いまや世界的なムーブメントとなったEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の潮流において、日本はその独自の存在感を確立してきた。世界各地でメガフェスを展開する「Ultra Worldwide(ウルトラ・ワールドワイド)」のグローバルネットワークの中でも、東京公演が放つ洗練された都市性と熱量は別格の評価を受けている。
摩天楼のシルエットを背景に巨大なLEDスクリーンが明滅し、世界標準のサウンドシステムが地鳴りのような重低音を響かせる。遠くの山奥や郊外へ足を運ぶことなく、都心からわずか数十分で世界最高峰の音響空間にダイブできるアクセスの良さこそ、都市型フェス最大の武器だ。日常のすぐ隣に突如として現れる非日常の異空間が、感度の高いクラバーやフェスフリークを惹きつけてやまない。