都市機能の高さと相反するように見えて、鎌取の最大の武器は「豊かな自然の残り香」だ。街を東西南北に貫く「おゆみ野四季の道」は、春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の木立ちと、季節の移ろいを肌で感じられる全長数キロメートルにおよぶ歩行者専用道路である。
休日の朝には、ジョギングを楽しむ市民や犬の散歩をする人々の姿が絶えない。近隣には「有吉公園」や「泉谷公園」といった広大な都市公園が点在し、ほたるの観察ができる自然保護エリアまで存在する。都会の雑踏から離れ、子どもたちを伸び伸びと育てる環境として、これ以上のロケーションを探すのは容易ではない。