太陽と地球の距離は、1年を通じて完全に固定されているわけではありません。地球が太陽のまわりを回る公転軌道は完璧な真円ではなく、わずかに潰れた「楕円軌道」を描いているためです(ケプラーの第一法則)。
軌道上で太陽に最も近づく位置を「近日点(きんじつてん)」、最も遠ざかる位置を「遠日点(えんじつてん)」と呼びます。それぞれの実測距離は以下の通りです。
- 近日点(毎年1月上旬頃に通過):約1億4,710万km(約0.983 au)
- 遠日点(毎年7月上旬頃に通過):約1億5,210万km(約1.017 au)
近日点と遠日点の差は約500万kmにも達します。500万kmといえば地球と月の距離(約38万km)の13倍以上に相当する大きな数値です。地球は1年をかけて、太陽に近づいたり離れたりを周期的に繰り返しながら公転しています。