福田明日香の物語は、伝説のオーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)から幕を開けました。1997年、シャ乱Qの女性ロックボーカリストオーディションの最終選考に残った5名――中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、そして当時12歳だった福田明日香によって結成されたのが「モーニング娘。」です。
メジャーデビューの条件として課されたのは、インディーズシングル『愛の種』を手売りで5万枚完売させることでした。全国各地を巡る過酷なキャンペーンを達成し、1998年1月に『モーニングコーヒー』でメジャーデビューを果たすと、瞬く間にヒットチャートの常連へと駆け上がります。
当時の福田明日香は、最年少でありながら群を抜く歌唱力とリズム感を誇り、3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』ではグループ初となるオリコンシングルチャート1位獲得に大きく貢献しました。第40回日本レコード大賞最優秀新人賞の受賞やNHK紅白歌合戦への初出場など、アイドル界の歴史を塗り替える中心に彼女はいました。