ラブコメディの黄金コンビと称されたパク・ソジュンとファン・ジョンウム。二人の息の合った掛け合いは、事前の綿密なリハーサルと相互の深い信頼関係から生まれたものだった。特にチ・ソンジュン役を演じたパク・ソジュンの冷徹さと優しさの落差は、現場での計算し尽くされた仕草や視線の動きによって作り出されていた。
ファン・ジョンウム演じるキム・ヘジンのコミカルかつ切ない演技に対し、パク・ソジュンが絶妙な間合いでリアクションを返す。監督からの指示を超えるアドリブが次々と飛び出し、そのまま本編に採用されたシーンも少なくない。二人が魅せた圧倒的な化学反応こそが、本作を単なる恋愛ドラマの枠を超えた名作へと昇華させた原動力だ。