プロの検品体制が敷かれているとはいえ、購入者自身が知識を持っておくことは無駄ではない。ブランド品を購入する際にチェックすべき基本的なポイントを押さえておこう。
まず注目すべきは、縫製の精度と刻印の打刻深さだ。本物の高級ブランド品は、ステッチの間隔が均一で、糸の始末も極めて美しく仕上げられている。金具のロゴ刻印も鮮明で、フォントの歪みがない。また、シリアルナンバーやギャランティカードの仕様、ファスナーの滑らかさも重要な判断材料となる。
ただし、並行輸入品には「日本国内の正規店アフターサービス」に関する留意点がある。メーカーによっては、並行輸入品の修理を受け付けない場合や、保証書の形式が国内正規店と異なるケースが存在する。偽物だからアフターサービスが受けられないのではなく、代理店ごとの規約による違いであることを理解しておく必要がある。