リムレスというスタイルの歴史を紐解くと、常に時代を画した象徴的なアイコンたちの姿が浮かび上がる。代表例はAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズだ。彼が長年愛用したドイツ製の丸型縁なしメガネは、彼のこだわり抜いたミニマリズム精神そのものを象徴していた。
また、世紀末のサイバーパンク美学を決定づけた映画『マトリックス』の極小リムレスサングラスも忘れがたい。現在、Netflixなどのストリートカルチャー番組やアーカイブ作品を通じてY2Kファッションに触れた若者世代が、このクールで近未来的なルックスを新鮮なものとして再発見している。カルチャーの文脈が重なり合うことで、リムレスメガネは時代を超えたタイムレスな魅力を放ち続けているのだ。