国内流通大手のイオン株式会社傘下で、ディスカウント事業の中核を担うイオンビッグ株式会社。同社が掲げる根幹の戦略が、特売日に頼らず常に低価格を維持する「エブリデー・ロー・プライス」(EDLP)の徹底だ。
特売チラシを毎週大量に印刷・配布する手法は、一時的な集客を生む一方で莫大な広告宣伝費と価格変動に伴う現場の張り替え作業負担を生む。エブリデー・ロー・プライスを徹底すれば、需要予測のブレが抑えられ、物流センターからの納品効率が飛躍的に高まる。無駄なオペレーションを削ぎ落とした筋肉質な物流体制こそが、競合他社が追随できないタフな価格設定の土台を築いているのだ。