そもそも、この革新的な映像システムを生み出したのは韓国の映像技術企業CJ 4DPLEXだ。彼らが開発した4DXシステムは、前後左右上下への滑らかな揺れや傾きを実現するモーションシートに加え、風、水吹き、煙、香り、バブル、ストロボ、エアーなど20種類を超える環境エフェクトを映画のシーンとミリ秒単位で同期させる。
この技術の登場によって、カーチェイスの横Gや爆破シーンの衝撃波、雨の降る森の湿気に至るまで、観客は五感すべてで物語を直接体感できるようになった。特に動きの激しい体感型アクション映画との相性は抜群であり、映画鑑賞という行為を「視覚と聴覚の記録」から「全身による体験」へと次元を引き上げた。
さらに近年、この体験を究極形へと進化させたULTRA 4DXが大きな話題を集めている。従来の動く座席と環境エフェクトに、正面スクリーンの左右両壁面へ映像を投映する270度パノラマ視界「ScreenX」を融合させた次世代型シアターだ。視界いっぱいに広がる映像世界と体感を揺さぶるシートモーションが融合した空間は、まさに映画館でしか味わえない没入感の頂点と言っていい。